イレッサ薬害訴訟をめぐって(2011年11月24日)
こんにちは
すっかり寒くなってきましたね
岡山では紅葉のピーク
ですが、もうすぐ冬
がやってきますね
さて、11月23日、勤労感謝の日に東京で 「国民の医薬シンポジウム」 が開催されました
内容は、「イレッサ薬害訴訟における国・企業・関係学会の責任」です

まず、イレッサ薬害被害者の訴えとして、被害に遭われたご本人の体験談を聞きました。
そして、弁護団の先生による、この訴訟の経過と問題点についての報告がありました。
最後に、弁護士、被害者、医師の3者による鼎談(ていだん)が行われ、
企業や関係学会の事情について触れるなど、非常に難しく、シリアスな内容でした

この問題についてはこれまでニュースで報道される程度しか知りませんでした
ですので、詳しい経過はこのとき初めて知ったのですが、
一番胸に響いたのは、遺族の方がおっしゃっていた内容でした。
それは、『抗がん剤というリスクが高い薬を使っていたのだから、被害ばかりを訴えることはできない。
しかし、当時は薬を使用する前に副作用のリスクを説明した上で患者や家族に同意を得るというインフォームド・コンセントがまだなかった。
夢の薬という広告がされていたこともあり、大きな延命効果を期待してしまった。
“投薬”のあり方を今一度考えてほしい』 との訴えでした。
薬には功罪があり、そのバランスが悪く、害のほうが大きければ問題です。
もしも、大切な人や自分が薬で苦しむことになったら・・・と考えると、どうでしょうか?
遺族の方、被害者の方の訴えはごもっともだと思いました
先日の判決では原告が敗訴でしたが、この争いはまだまだ続きます

今ではインフォームド・コンセントは当たり前になっていますが、
薬の効果だけではなく副作用も含めて、きちんと情報を伝えることは大切だと痛感しました
このような事例を心に留めて、業務に励みたいと思います
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♪いなり寿司♪(2011年11月17日)
こんにちは。
虹いろ薬局です。
今日の朝は今年一番の冷え込みらしいです
もう厚手のコート
に手を出してしまいました。
これから先が思いやられます。


昨日、虹いろ薬局
では 『震災カンパ いなり寿司』 の販売をしました



支店にも参加してもらい、虹いろ薬局全店舗で行いました。
なので、お弁当の数は44個。いなり寿司は250個作りました。

料理の得意な職員が前日から下ごしらえをしてくれ、
お昼ご飯に間に合うように朝早くから準備してくれました。
しかも、いなり寿司だけではなく、
高野豆腐や卵焼き、煮物など、手の込んだ料理が



『手間がかかっただろうなぁ』と思うお弁当
で、しかも全部おいしかったです。
個人的なことですが、
苦手なしいたけの煮物が入ってる…
しかも大きい。
でもせっかく作ってくれたし、思い切って食べてみました。
私が思っていたほどしいたけ臭くなくて、なんと、食べられました。


食わず嫌いだったのか、料理の仕方がよかったのか。
チャレンジ精神は必要ですね。

しいたけ嫌いも克服出来た?お弁当でした。
今回の売り上げも震災の義援金として送ります。
また次の機会を楽しみにしています。

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職員旅行♪~Osaka~(2011年11月10日)
ランチ~秋の旬を食べながら~(2011年10月27日)
みなさん、こんにちは。
虹いろ薬局です。
運動会
などの行事も終わり、秋
真っ只中ですね。
季節のおいしい物も多くて、食欲旺盛の方も多いのではないですか?
芋や栗に目の無い私は、『季節限定』の商品が出ていると、我慢できずに手が出てしまいます。
いい季節ですね。

秋
は大好きです。
さて、少し前になりましたが、
岡山県民医連の企画「原発問題について語る食事会」で
虹いろ薬局
では職場で昼ごはんにお弁当
を注文し、みんなで話し合うことになりました。
虹いろ薬局では、お昼ご飯を順番にとっているので、みんな一緒に食べることは出来ませんでしたが、
時間をずらしながら14人が参加しました。






職場で日常業務をこなしていると、『原発問題』について、なかなか話し合う時間はありません。
『原発』ってニュースや資料ではよく耳にするけど、難しそうでよく分らない
ということもあります。
おいしい食事
をしながら、『原発』について考え、様々な意見
を聞いて、
「理解を深めることの出来た食事会」になったと思います。

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原発問題学習会(2011年10月20日)
みなさん、こんにちは。
10月18日、本店で「原発問題について」というテーマで講師を招き、学習会を開きました。
今、「原発問題」はとても深刻
ですよね
最も関心のあることではないでしょうか
ニュース
を見ていると専門用語がたくさん出てきますよね
深刻であることはわかりますが、よくわからない言葉もありませんか?



学習会では原発の仕組みや現状の深刻さをわかりやすく解説していただきました

講師の先生のお話を聞いて、驚いた
ことは・・・
「核反応による生成物 (放射性物質) を処理できない」
「事故が起こったら、もうどうすることもできない」
ということでした。
危険
な放射性物質を“地下深くに埋める” 方法があるようですが、まだ実現できていません。
たとえ埋められたとしても、何十年も埋めなければならないと考えると気が遠くなります

きっと、未来の人たちも困るでしょう・・・
放射性物質を処理する術がないということは、最初からわかっていたことですよね

そして、そのような事実をよく知らずに電気
を使っていたことを、反省しました
処理できないものを出し続ける原発は、
未来に残してはいけない・・と思いました。
「絶対に安全」なんてものはありません

電気がなくなるのは困りますが、
現代の生活は電気に頼りすぎている気がします。
福島の方々のことを思うと、原発事故さえなければ・・と思いますが、時を戻すことはできません。
「今がよければ・・」とか、「自分の住むところが安全であれば・・」では、未来でも同じ問題が起こるでしょう。
事故により、「原発は危険だということを世界中の人が知った」のであれば、
それを廃止することが自分たちのためにも未来のためにも、今できることだと思います。
節電・エコな生活を心がけたいですね



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