夏に向けて感染症対策!(2025年06月02日)
こんにちは
虹いろ薬局本店です
インフルエンザなどの流行病は落ち着きを見せていますが、
今回はこれからの季節、気を付けていただきたいお子様のみならず、
大人でも感染することのある病気について紹介していきたいと思います。
プール熱(咽頭結膜熱)
症状:発熱,のどの腫れや痛み,目やに,目の赤み、吐き気,腹痛,下痢など
原因:アデノウイルス感染
感染経路:咳やくしゃみ、便を介して
※プールで目の結膜から感染することがあります
溶連菌感染症
症状:のどの痛み、熱、体や手足に発疹、舌がイチゴのように赤くなる
原因:溶連菌による細菌感染
手足口病
症状:手,足,口に米粒ほどの水疱性の発疹
口の中にできると,痛みで食事が出来なくなることも
※発熱や下痢,嘔吐をともなう場合もある。
原因:エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどによる感染
感染経路:鼻汁・唾液や便から
病気にならないために大事なこと
皆さますでにお分かりだとは思いますが、
感染症ではしっかりと予防をすることが大切です。
すなわち、手洗い、うがい、マスクの着用など
ご自身で出来る対策を行ってこの夏を楽しみましょう

薬剤耐性をご存じですか?(2025年02月17日)
こんにちは!虹いろ薬局本店です
皆さんは薬局で、
「この薬は最後まで飲み切ってください。」と
言われたことはありませんか?
感染症に罹った場合に処方される、抗菌薬や抗ウイルス薬。
症状が良くなれば、もう飲まなくても良いのでは?と思い、
服用を途中でやめてしまった経験のある方もおられるかもしれません
■なぜ飲み切る必要があるのか?
症状が良くなっても、体内にはまだ
退治しきれなかった細菌やウイルスが残っている可能性があります。
そのため服用を途中でやめてしまうと、
細菌やウイルスが再び増殖し、症状が再発してしまったり、
他の人に病気をうつしてしまったりすることがあります
また、不適切な飲み方をすると薬に抵抗を示すもの
(これを薬剤耐性菌や薬剤耐性ウイルスといいます。)が出現し、
薬が効きにくくなり、病気も治りにくくなってしまいます
そのため、抗菌薬や抗ウイルス薬は指示された
用法用量通りにきちんと服用し、
症状が改善したとしても、最後まで飲み切りましょう
■もし、飲み忘れてしまった場合は?
気づいた時点ですぐに服用しましょう。
ただし次の服用時間まで間もない時は、1回分を飛ばすこともあります。
2回分を一度に服用することはやめましょう。
副作用が出た場合等は服用を中断することもあります。
服用に困ったことがあれば、医師や薬剤師にその都度ご相談ください
~やけどをしてしまった時~(2025年02月05日)
こんにちわ!虹いろ薬局乙多見店です
もしもやけどをしてしまったら・・・
すぐに10分以上冷やしましょう
刺激を避けるため、容器に溜めた水で冷やすか
水道水・シャワーを直接当てないようにしましょう。
服の上から熱湯などがかかった場合は、
脱がさずに服の上から冷やしてください。
〇全身の広い範囲・顔面などのやけどの場合
→すぐに救急車を呼びましょう。
〇やけどの範囲が片足、片腕以上の広範囲にわたる場合
→救急車を呼ぶか、至急病院を受診しましょう。
〇やけどの範囲が手のひら以上の場合や水膨れの場合
→潰さないようにして、病院を受診しましょう。
**なお、市販の冷却シートは、やけどの手当てには使えません。
電気カーペットなどによる低温やけどは、
見た目より重症の場合がありますので、
症状が悪化したり、こどもが痛がることが続いたりなどした場合には
病院を受診しましょう
⦅こども家庭庁ホームページより抜粋⦆
暖房器具によるやけどにご注意ください(2025年02月05日)
こんにちわ!虹いろ薬局乙多見店です
わたしたちの暮らしに暖をもたらしてくれる暖房器具
寒い時期にはありがたい存在ですが、
消費者庁には医療機関から、暖房器具による
小さな子どものやけどに関する事故情報が複数寄せられています
子どもは大人よりも皮膚が薄く、
やけどのダメージが皮膚の奥深くまで影響するおそれがあります。
さほど高温ではなくても、長時間接することで
低温やけどになることもありますので注意が必要です
暖房器具を使用する際は、以下のポイントも参考に、
設置の仕方や使い方を今一度確認しましょう
〇床置きタイプの暖房器具は、
小さな子どもの手が届かない場所に設置するか、
安全柵などで囲みましょう。
〇上にやかんを置くことができるタイプのストーブでも、
小さな子どもがいる場所で使う場合には、
やかんを置くことを控えましょう。
〇ストーブやヒーターに直接触れなくても、
熱気や熱風によりやけどをする場合があります。
器具からは十分に距離をとり、長時間当たり続けないようにしましょう。
⦅消費者庁ホームページより抜粋⦆
冬の入浴中の事故に注意!(2024年12月02日)
厚生労働省の「人口動態調査」によると、
高齢者の「不慮の溺死、及び溺水」による
死亡者数は高い水準で推移しており、
近年では「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。
発生場所としては、家や居住施設の浴槽における事故が多く、
11月~4月の冬季を中心に多く発生しています。
事故を防ぐためには、高齢者本人だけでなく、
家族の方など周りの方も一緒になって入浴習慣を見直すことが大切です。
冬は、家の中でも冷え込みや温度差が生じやすく、
事故が起こりやすい季節です。
この機会に、安全に入浴するための以下の点について確認しておきましょう。
入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
食後すぐの入浴や、飲酒後、
精神安定剤・睡眠薬等の服用後の入浴は避けましょう。
入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
⦅消費者庁ホームページより抜粋⦆