呼吸器疾患研究会(2013年12月05日)
こんにちは
12月に入り、朝晩が冷え込むようになりましたね

皆さん、インフルエンザには気をつけましょう 
さて、私は先月、三重の津で行われた「呼吸器疾患研究会」に参加してきました
演題発表は、症例検討、リハビリ、喘息、感染、禁煙
等、内容が多岐に渡りました。
薬剤師が喘息の吸入指導をしていても、患者さんが十分に理解できておらず、紙芝居のような手作りの
吸入手技書を作ったことでできるようになった、との発表に驚きました
窓口できちんと理解していただくには、工夫が必要なんですね
1日目の最後の公開講座では、「ドクターG・鈴木先生と多職種カンファレンス」がとても勉強になりました
ある症例の診断を行うのですが、所見や訴えを聞いて、いざやってみようと自分で考えてみると、
非常に難しい

というのが一番の感想でした。
Dr.ではないので当然といえば当然なのですが・・舞台上の参加者はDr.と看護師とリハビリの方だったので、
皆さんすごいなぁ、いろんな局面から考えられているんだなぁと、ただただ驚きと感心するばかりでした
診断は今後の治療を左右する、とても重要なものなのですが、診断に時間がかかる場合は多職種連携をとり、
患者さんの「心のケア
」にも目を向けることが重要だと実感するような症例でした
2日目は、三重ということで「伊勢神宮と式年遷宮」という文化講演がありました
伊勢神宮で毎日行われているお祭りのことや、お供え物は漢字で表記できる食材

であるとか、
遷宮を行う意義とか・・・へぇ!を連発しそうな内容でした
20年に一度、新しくすることで、新たな出発点となるようです。 「新たな出発点」・・・いい響きです
1000年以上も昔からずっと続けていることなんですよね
こんなに長く、途切れることなく受け継いでいるなんて・・・日本ってすごいな・・・と、
太古の昔に思いを馳せてしまいました
2日間、盛りだくさんの内容で、他職種の方の発表を聞くことで、
どういう仕事や役割をしているかの理解が深まりました
ちゃっかり、お伊勢さんにお参りして帰りました
新しい木の香り
がしましたよ
・・・すごい人でしたけど
新入職員フォロー研修会★(2013年11月21日)
こんにちは
最近急に寒くなり冬がきたと実感させられます
風邪などひかれないよう注意してくださいね

さて今日は、私が参加してきた研修会のお話をしたいと思います

岡山県民医連の新入職員フォロー研修会という研修会に参加しました
どんな研修会かといいますと…
・自分の仕事・生活と憲法のかかわりを理解する
・事業所を越えて、新入職員として抱負や悩みを語り合い交流する
という憲法のことはあまり知らない私にとって参加するまでは苦痛でした
苦笑
ですが、講演を聞いたり、グループを作り、他の事業所の方と憲法について話をしたり…憲法について勉強をして
いると少しですが興味が湧き色々考えさせられました
他にはグループ内で、日頃の悩みやこういうことに取り組んでいきたいなど抱負を
みんなで語り合いました。私のグループでは、『もっと向上心をもって仕事に取り組みたい』
『人前に出るとき緊張せずに自分の意見を言えるようになりたい』などたくさん意見が出ていました。
この研修に参加して、普段あまり深く考えたことない憲法についてふれたり、違う職場の方との交流があったり
楽しく、そして、勉強になった研修会でした

次回は3年後にこういった研修会があるそうです
自分がどう成長しているか、また
今回の参加者がどう変わっているか楽しみです
中学校から職場体験に来ました!!(2013年11月07日)
震災カレー★(2013年10月31日)
こんにちは
今回は虹いろ薬局毎年恒例の震災カレーのお話をしたいと思います
震災から約2年半になりました。あの時の衝撃は今でも忘れないです
今年は10月23日に震災カレーの販売がありました
私は初めて、震災カレーを食べたのですがすごく美味しかったです

このカレーを食べることで震災の日のことを思い出すきっかけにもなりますよね

カレーのほかに、コールスローとかぼちゃの煮物もありました
前日から仕込みをし、当日は朝早くから準備をして手間がすごくかかっているものばかりでした

この震災カレーは本店のみでなく支店にも持って行き、虹いろ薬局全体で取り組んでいます
ここでの売上金を被災地の方々に寄付をすることになっています

被災された方々が震災前と同じ生活ができるよう、心より復興を願っています
日本薬剤師会学術大会(2013年10月24日)
こんにちは。
虹いろ薬局です。
今回は日本薬剤師会大会に参加してきたので、その報告をします。
初めて、日本薬剤師会学術大会に参加してきました。
第46回日本薬剤師会学術大会 9月22日(日)・23日(月・祝)大阪
調剤機器の見学
スマートフォンでお薬手帳
が見られるソフト が大阪などごく一部で運用されているそうです。

例えば、保険調剤明細書に2次元バーコードを印刷してそれをスマホに読みこませるシステム。
今のところは紙の手帳と併用しているそうですが、どんどんIT化が進んでいくんですね。
電子薬歴システム…今でも十分便利な電子薬歴ですが、
前回処方との比較が、自動で入力されるシステムなど「機械に出来ることは全部やってもらいましょう」的な発想…
便利だけどちょっと恐い気がするのは年のせい? 
シンポジウム
『今求められる薬剤師の役割と一般用医薬品の可能性』
パソコンの普及が進んで、今や処方箋医薬品
も通販で入手できる状況。… もちろん違法
なんですが、
それに気付かず購入して粗悪な薬物の被害にあっている人がたくさんいます。
通販薬物の危険性をみんなに教えてあげるのも薬剤師の大切な仕事なんですね。

『医薬分業の完成を目指して 』
それぞれのシンポジストが口をそろえて話していたことは、
薬剤師の役割や必要性が患者さんに見えていないということ。

薬剤師の仕事を「見える化」することが大事ということでした。

まだまだ、薬剤師は影の薄い職業なんですね。
出来ることから始めて、存在感の大きい薬剤師になりたいものです。 
学術大会の感想
学術大会に参加して感じたのは、常日頃、向上心を持って、患者さんのためにもっとできることはないか 
薬剤師として、スキルを上げるために何をすればよいか
…
という発想を持ち続けることが大切であるということです。
この気持ちを忘れないように頑張らなきゃいけませんね。
とりあえず、来年はうちの薬局
も演題発表しましょうかね。