こんにちは
紫陽花の咲く季節になりました。
お隣りの病院でもきれいに咲いていて、毎年この時季は癒されています
ところで、なかなか梅雨入りしない中国地方ですが、
梅雨と言えば湿度が高くなり、食品の保存など気になることが増えますね
お薬の保管についてはどうでしょうか。
普段私たちは、患者さまが持ち帰ったお薬は、
こちらが特に注意を促していなければ、
引き出しの中であったり、テーブルの上などに置いておられるのだろうと
思っているのですが、、
たまーに
「気温が上がってきたので、冷蔵庫の中にしまってあるんですよ」
とか
「時々飲むだけの薬をできるだけ長持ちさせるには、
湿気を避けられるし冷蔵保存の方がいいんですよね?」
とか言われることがあります。
えーーー
冷所保存と条件がついていないお薬でも、ですか
と、ビックリ・・・
気温が上がると特に冷蔵庫に頼りたくなりますが、
冷蔵庫からの出し入れにより急激な温度変化がおき、
吸湿してしまうのです
そうなると、正常な効果が得られなくなる可能性が高いです。
冷蔵保存が必要なお薬の場合は、必ず口頭で説明しますし、
薬袋にも書いてありますので、それ以外は室温で保管して下さいね
ちなみに「室温」とは「1~30℃」を指します。
夏でも冬でも、だいたいどのご家庭でも室温はその範囲内ですよね