虹いろ薬局

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岡山県連新人薬剤師研修会に参加しました(2013年02月28日)

こんにちは
虹いろ薬局です

最近は暖かくなったり寒くなったり、いわゆる三寒四温というやつでしょうか

このまま暖かくなってくれると過ごしやすくなりますね

さて、先々週「岡山県連新人薬剤師研修会」が行われました。

岡山県民医連に加盟する協立病院林道倫精神科神経科病院

そして虹いろ薬局新人薬剤師が集まった研修会です。

まず、各法人の新人が1年間の取り組みのまとめを発表しました。

他所の新人がどんなことをしているか聞けるのは新鮮でした

講演では林道倫精神科神経科病院の臨床心理士の先生から

「認知症患者のコミュニケーションの取り方」という演題でお話がありました。

その1例として、

脳は140億個の神経細胞が集まっていますが、普通の人でも毎日10万個は死滅していきます

これがアルツハイマー型認知症だと20万個死んでいくそうです

これを少なくするには適度な刺激があるといいのですが、逆に怒ってばかりいると脳の細胞は死んでいってしまいます

また、人間は同時に3つのことを出来るが、脳が高度な分ダメージを受けやすく、特に左脳側が先にダメージを受けるそうです。

そのため、認知症の程度にもよりますが、「右脳に働きかける」ようにすると上手くいくことがあるとのことです

例えば・・・

自宅に帰ろうとしている方で、とどまるよう説得できない方に
「まあ、まんじゅうでも食べていかれぇ」と食の方からアプローチしたり

服を着てもらうのだったら、「これを着てね」と決めるのではなく、3枚用意して「どれを着ます?」と
本人の自己決定を促す

など紹介して下さいました。

他にも

会話のきっかけ作り

傾聴の技法

抑うつ的な人への対応

など学びました。

3時間ほどでしたが充実した研修でした

バレンタイン(2013年02月14日)

こんにちは

立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒いですね

さて、2月14日はバレンタインです

お店に行けば、「バレンタインフェア」というコーナーが必ずありますよね

イベントが大好きな日本人・・

最近では、「女性が男性に」のみならず、友チョコ感謝チョコ として、
お世話になっている人に贈るケースも多いですね

みなさん、チョコはいただきましたか?

私は数年前に、チョコレート辞典という本を読んだことがあります

チョコレートは中南米で紀元前から食されており、当時はとして飲用 ( 飲み物でした ) されていたそうですよ

例えば、熱が出たときの解熱剤として、また、疲れたときの強壮剤として。

当時は苦いものでしたが、何世紀か後にヨーロッパに渡り、現在の甘味のある形になりました

甘いものでなければ、こんなに流行しなかったのでは?

現在は板チョコ1枚100円ほどですが、昔はとても高価で貴重なものだったそうです

受験生の頃は、勉強で疲れたときに、ダースチョコを1粒ずつ食べていたなぁと思い出します

カフェインが入っているので、眠気覚ましにもなっていたのかもしれません
( 当時はそんなことは知らずに食べていましたが )

現在では、食物繊維ポリフェノールなどの成分が注目されて、
様々に工夫されたチョコレートが出回っていますね。

ついつい手が伸びてしまう、甘い誘惑・・・

食べ過ぎにご注意ください

節分と大豆とイソフラボンと(2013年02月07日)

みなさん、こんにちは

虹いろ薬局です

2月3日といえば節分です。

子どもの頃に「鬼はそとー、福はうちー」と豆をまいていたのが懐かしいですね

豆まきで投げる大豆ですが、その成分イソフラボンは健康食品などで目や耳にすることも多いと思います。

今回はそのイソフラボンについて

国立健康・栄養研究所」によると

イソフラボンは大豆、クズ、カンゾウなどのマメ科の植物に多く含まれるフラボノイドの1種で、

植物性エストロゲンと呼ばれ、俗に「女性ホルモン様作用を有する」「骨粗鬆症の予防や更年期障害を軽減する

などといわれています。

実際、骨の健康維持に役立つとの表示が許可された特定保健用食品もあるようです。

通常食品に含まれる量を飲んだり食べたりする分には安全だろうとされています

ただし、

食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70-75mg/日、

特定保健用食品として摂取する場合は安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリゴン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定しています。

そのため、サプリメントなど濃縮されたものを取る場合は過剰摂取にならないよう注意が必要です

また、女性ホルモンエストロゲン様の作用を示すことから、妊婦・授乳婦が大量に摂取するのは避けるべき

乳がん、子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫などのホルモンに感受性が高い方も使用を避けるべき

とされています。

健康によさそうだからと安易にたくさん摂取せず、よく吟味する必要がありそうですね。

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