虹いろ薬局

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節分と大豆とイソフラボンと(2013年02月07日)

みなさん、こんにちは

虹いろ薬局です

2月3日といえば節分です。

子どもの頃に「鬼はそとー、福はうちー」と豆をまいていたのが懐かしいですね

豆まきで投げる大豆ですが、その成分イソフラボンは健康食品などで目や耳にすることも多いと思います。

今回はそのイソフラボンについて

国立健康・栄養研究所」によると

イソフラボンは大豆、クズ、カンゾウなどのマメ科の植物に多く含まれるフラボノイドの1種で、

植物性エストロゲンと呼ばれ、俗に「女性ホルモン様作用を有する」「骨粗鬆症の予防や更年期障害を軽減する

などといわれています。

実際、骨の健康維持に役立つとの表示が許可された特定保健用食品もあるようです。

通常食品に含まれる量を飲んだり食べたりする分には安全だろうとされています

ただし、

食品安全委員会は、大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70-75mg/日、

特定保健用食品として摂取する場合は安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリゴン換算(糖が外れた構造に換算)で30mg/日に設定しています。

そのため、サプリメントなど濃縮されたものを取る場合は過剰摂取にならないよう注意が必要です

また、女性ホルモンエストロゲン様の作用を示すことから、妊婦・授乳婦が大量に摂取するのは避けるべき

乳がん、子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫などのホルモンに感受性が高い方も使用を避けるべき

とされています。

健康によさそうだからと安易にたくさん摂取せず、よく吟味する必要がありそうですね。

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